埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 90
■ 種類 論文
■ タイトル 水耕生物ろ過法における水面積負荷及び収穫の浄化機能に及ぼす影響と隔離水界を用いた浄化効果の評価
■ 著者 李先寧    東南大学土木工程学院
稲石高雄    (財)地球・人間環境フォーラムつくば研究所
中里広幸    潟gップエコロジー
野村宗弘    東北大学大学院工学研究科
西村修    東北大学大学院工学研究科
稲森悠平    (独)国立環境研究所
須藤隆一    埼玉県環境科学国際センター
   
   
   
   
■ 出版元 日本水処理生物学会
■ 出版年 2005
■ 誌名・巻・号・年 日本水処理生物学会誌、Vol.41、No.2、61-71、2005
■ 抄録・要旨 水耕生物ろ過法による水面積負荷及び収穫と浄化機能との関係を検討し、本法の水質と生態系に配慮した汚濁制御の効率についても隔離水界を用いて評価した。植物が育っている水路では、T-N及びT-Pの除去率は冬季を除いた平均で0.98g・m-2・d-1及び0.10g・m-2・d-1であった。T-Nの除去率は水面積負荷を5m3・m-2・d-1としたときに最大となり、T-PとChl-aの除去率は水面積負荷を4m3・m-2・d-1としたときに最大となった。除去率が低負荷時よりも高負荷時において低かったことから、最も望ましい水面積負荷は目的に応じてセットする必要がある。また、収穫が最適に行われることによって流出に影響しないことが分かった。植物が成長している系の隔離水界1におけるT-N及びT-P濃度は、対照系である隔離水界2よりも低かった。25日目のChl-a濃度は隔離水界1で41.1μg・l-1、隔離水界2で77.4μg・l-1であり、また、10日目のMicrocysstis sp.の密度は隔離水界1で1.1×103N・ml-1、隔離水界2では29×103N・ml-1であった。本システムは、栄養塩除去だけでなく藻類の量的な制御が可能であり、さらに、藻類種が制御されMicrocysstis sp.が除去されることから、生態系の維持に極めて重要であると考えられる。
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